これが500年前の地獄の響きだ!『快楽の園』の地獄編に描かれたお尻の楽譜から音楽を再現
ルネサンス期に活躍したネーデルラント(フランドル)の画家、ヒエロニムス・ボス(1450年頃~1516年8月9日)は、シュルレアリスムを思わせるような幻想的で怪異な作風が特徴で、人間の本性的な罪悪や、世界に対する厭世観を見事に表現した鬼才である。彼の代表作『快楽の園』は、3枚のパネルからなる三連祭壇画で、左からエデンの園・快楽の園・地獄となっている。その地獄編には、楽器に拷問を受けるグループが描かれているが、その中で巨大な楽器に押しつぶされ、お尻に楽譜の烙印を押された人物がいる。このお尻の楽譜を見ながら口からびにょーんと何かを伸ばした怪物が歌っているのだが、さてどんな音楽だったのか?この音楽をピアノで再現した者がいるそうで、それじゃあ500年以上前の地獄の響きってやつを聞いてみようじゃないか。600yearsoldsinners'hymnhiddeninHieronymusBosch'spaintingTheGardenofEarthlyDelightsヒエロニムス・ボス『快楽の園』※画像クリックで拡大表示この「地獄」編の拷問を受けている人のお尻に描かれた楽譜この楽譜を音にして再現した500年以上前の地獄の音を再現したのは、アメリカ、オクラホマ・クリスチャン大学で音楽を専攻しているアメリアさんだそうだ。この楽譜、五線譜ではなく四線なため、グレゴリオ聖歌に使用された記譜法と見ることもできるようだ。うちらが想像していた地獄の音楽とは違うな。でもアレンジを変えればちょっとしたデス感が出せるようだ。AncientAssMusic-HieronymusBosch's500YearOldButtSongfromHell▼あわせて読みたい音楽も「自然淘汰で進化」する。ダーウィン進化論と音楽の関係を解明(英研究)【動画】聞いてみよう、数学者が作り出したこの世で最も美しくない音楽バッハの音楽は何色のイメージ?曲調で変わる音の色(米カリフォルニア大学研究)過去100年間に流行した音楽の曲調の変化をダフト・パンクの「GetLucky」で表現やばい癒される!そして眠くなる!科学的に証明された「最もリラックスできる曲」を聞いてみよう
600 years old sinners’ hymn hidden in Hieronymus Bosch’s painting The Garden of Earthly Delights
配信元: カラパイア - これが500年前の地獄の響きだ!『快楽の園』の地獄編に描かれたお尻の楽譜から音楽を再現